Set.delete(value)
関数で Set から value を削除する方法を紹介します。
1. Syntax
Set.delete(value)
は Set から value を削除します。 Set から value が削除された場合は true が返され、Set に value がなく、関数で削除されなかった場合は false が返されます。
interface Set<T> {
delete(value: T): boolean;
}
2. Set.delete() で要素を削除する
new Set() で Set オブジェクトを作成でき、add(value) で Set に value を追加するすることができます。
そして Set.delete(value)
で Set から value を削除できます。
以下の例を見ると、 delete('a')
で a を削除したときに true が返されますが、もう一度呼び出すと false が返されます。その理由は、2番目の呼び出し時にはSetに a
がなかったため、関数呼び出しで要素が削除されたわけではないからです。
const set1 = new Set();
set1.add('a');
set1.add('b');
set1.add('c');
console.log(set1.delete('a'));
console.log(set1);
console.log(set1.delete('a'));
console.log(set1);
console.log(set1.delete('b'));
console.log(set1);
Output:
true
Set(2) { 'b', 'c' }
false
Set(2) { 'b', 'c' }
true
Set(1) { 'c' }
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